新選組マップ

■ 三条〜四条界隈 
(全行程約3.0km 約2時間  明保野亭跡 → 京都霊山護国神社 → 霊山歴史館 → 月真院 → 坂本龍馬・中岡慎太郎像 → 南座)

幕末の頃、産寧坂付近に明保野亭があった。
池田屋騒動から五日後、志士たちの残党狩りに血眼になった新選組と会津藩士が押し駆け、誤って同士討ちをしたところだ。

東山の深い緑に囲まれた界隈は、細くて曲がりくねった坂道が四方に走り、勤王の志士たちにとって格好の密会の場でもあった。
二年坂を下りて、京都霊山護国神社に向かう「維新の道」には、桂小五郎らが討幕の密議を謀った翠紅館跡の駒札が立っている。

神社の奥、さらに山手の石段を上がると、小五郎と幾松夫婦の墓をはじめ、池田屋騒動や禁門の変などで命を落とした長州藩士ら1000余名の霊が祀られている。
近江屋で暗殺された土佐藩の坂本龍馬と中岡慎太郎の墓地から見る眺めが素晴らしい。
動乱の世、勤王と佐幕に分かれて毎夜のように殺戮を繰り返した京の市街地が真下に広がる。

護国神社と向かい合う霊山歴史館は、維新の先駆者たちを顕彰する目的で1970年に開館した比較的新しい建物だが、西郷隆盛や高杉晋作、坂本龍馬ら志士たちの遺品とともに新選組の資料も特別展示され、維新史を双方の側から学べるよう工夫されている。
 
 
大新選組展   -京都・東山 幕末維新ミュージアム 霊山歴史館-
2004年1月3日(土) 〜 12月26日(日)

T 「新選組 誕生」 1月3日〜3月21日
U 「池田屋事件」  3月23日〜8月29日
V 「龍馬と新選組」 8月31日〜12月26日

[開館時間] 午前10時〜午後4時(入館は午後4時まで)
[休館日] 毎週月曜日(祝日を除く)
[入館料] 一般600円 高校生400円 小中学生300円 *20名以上は団体割引あり
[問い合わせ] 075(531)3773

「ねねの道」に高台寺の塔頭月真院があり、門前に「御陵衛士屯所跡」の石碑が立っている。
維新組の参謀に迎えられながら、局長の近藤勇と意見が合わず、袂を分かった伊藤甲子太郎ら一派が居を構えた場所だ。
孝明天皇の御陵を守り、勤王の志士らと交流を深める伊藤は、新選組の標的となり、殺された。

さらに北に進むと、明治の女流歌人、与謝野晶子が詠んだ「清水へ・・・」の有名な歌とは逆のコースをたどることになる。
突き当りを右に折れると、野外音楽堂、円山公園へと続く。
公園の東南奥に龍馬と中岡の大きな銅像が立っている。

公園を西に抜け、八坂神社の本殿を通って、祇園石段下にあるコンビに付近が池田屋騒動の夜、近藤勇や土方歳三、沖田総司ら新選組の面々が終結したしたところといわれる。
ここから先、鴨川までの祇園一帯は新選組にはどうも分が悪い。
江戸の初め、幕府の許しを得て誕生した由緒ある南座では、酒に酔った隊士が芝居を中断させ、芸妓連れの客にまで乱暴を働いた。
色里での無粋な振る舞いも少なくない。
池田屋騒動で勇名を轟かせた新選組だが、時には血気にはやり、脱線する若い隊士もいて、その統率に手を焼いた近藤の苦悩が目に浮かぶようだ。

● 青龍苑
名門料亭「京都 坂口」の敷地内の庭園や蔵を生かしたグルメ&ショッピングスポット。
電話番号 : 075-525-2080
 
南座 一力亭 坂本龍馬・中岡慎太郎の墓(霊山護国神社)
霊山歴史館 京都霊山護国神社 坂本龍馬・中岡慎太郎像(円山公園)


 
 
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